離れて暮らすご家族の“かけはし”

介護ベッドを置くため、実家の片付け

    
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介護ベッドを置くため、実家の片付け

「親だっていつか必ず老いるもの」

 

わかってはいるけれど、私たちはなぜか自分の親に関しては、いくつになっても元気なまま、自分が頼って甘えられる存在のまま、と思いがちです。

 

そう思っていたいのかもしれません。

 

でも、親だって誰かの手を借りて暮らさなくてはならない日が必ず来ます。

 

今回は、実家のご両親の介護が必要になり、介護ベッドを置くためにお部屋の片付けをご依頼くださった、池田様(仮名 50代男性)のお話です。

 

 

【リビングいっぱい、軽トラック2台分】

 

ご依頼いただいたのは、12畳のリビングの片付けです。

 

リビングには机が2つ置かれ、その上には布団の山がありました。

 

和だんすやカップボードなどの大型家具が壁一面を埋めています。

 

布団の上に戦隊ヒーローの枕がのっていました。

 

もしかしたらご両親が、いつか孫たちが来た時のために、と取っておいたのかもしれません。

 

荷物の量は軽トラック2台分ありました。

 

 

【タイムリミットは1か月…困った!】

 

池田様は、介護が必要になったご両親のために、介護ベッドを取り入れることにしました。

 

ベッドを置くとなれば、スペースを確保するために片付けをしなくてはなりません。

 

しかしこの介護ベッドというものは、想像以上に場所を取ります。

 

転落防止の柵がついていたり、テーブルがついていたり、普通のベッドより大きいのです。

 

介護の状態によっては、車いすを使ったり、ポータブルトイレを置いたりもするので、さらにスペースが必要になってきます。

 

もちろん、介護をするためのスペースも必要ですし、ご両親が安全に動きやすいようにもしなければなりません。

 

池田様はリビングにベッドを置くことにしたのですが、十分なスペースを取るには、リビング丸ごとの片付けが必要なことがわかりました。

 

しかし、ベッドの納品まであと1か月。

 

ひとりではとても間に合わない。

 

それに大きな家具はどうやって片付ける?

 

…困った!

 

池田様はインターネットでいろいろと調べられたそうです。

 

そして私たちのホームページをご覧になり、ご相談のメールをくださいました。

 

 

【作業当日‐追加のご相談もなんなりと!】

 

作業当日おうかがいすると、ご両親はおやすみになっておられました。

 

なるべく音を立てないよう、静かに作業を進めます。

 

スタッフ2人、約2時間で、軽トラック2台分の片付けが終わりました。

 

池田様には、希望日までに片付けてもらえて助かった、早くて静かで丁寧でさすが「プロ」、安心してお任せできました、と喜んでいただきました。

 

また当日に、追加で片付けたい物のご相談があり、その作業もいたしました。

 

作業当日に追加のご相談をいただくことはとても多いのですが、その中でも多いのが

 

「片付けた部屋にあった家具をとなりの部屋に移動してほしい」

 

というものです。

 

実際に片付けをしてみると、

 

「やっぱり別の部屋で使いたいな」

 

というご希望が出てきたりします。

 

そのような時は、どんな小さなことでも遠慮なさらずにご相談ください。

 

家具の移動だけでも喜んでお受けいたします!

 

追加の作業は、ご相談いただいてから見積を出し、了承をいただいた上でおこないますのでご安心ください。

 

 

〈ご依頼主様にもご両親にも安心を〉

 

介護ベッドを置くということは、ご両親がその部屋で一日のほとんどをすごすようになる、ということです。

 

ですから、介護する方が使いやすいことはもちろん、介護されるご両親も安心して、快適にすごせるように心配りをすることが大切だと思っています。

 

そのために私たちは、ご依頼主様のお話をよくお聞きし、実際に暮らすご両親の立場に立って、心を込めて作業いたします。

 

お客様がいつでも頼れる私たちであり続けたい。

 

今日もそう思って作業をしています。

 

ご両親が安心して暮らせるお部屋づくりのお手伝いは私たちにおまかせください!